ブックメーカーは、世の中の出来事を賭けの対象として主催している会社のことを指します。
ブックメーカー(bookmaker)もしくはブッキー(bookie)とも言います。
スポーツの勝敗などの賭けごとに、配当率(予想倍率・オッズ)を提示し、投票(ベット)をさせることを主催しています。
ブックメーカーとは、それぞれの国の法律で許可されている会社。
上場企業や、サッカーチームや大会のスポンサーにもなっている企業が運営しているブックメーカーもあります。
日本人がTOTOやロト6を買うように、ブックメーカーはイギリスではメジャーなもの。
賭けごとの対象は、アカデミー賞や選挙など、日常のあらゆるイベントを賭けの対象としてオッズを提供 していますが、特に人気があるのは『スポーツブック』です。
野球・サッカー・テニス・バスケットなど、ヨーロッパで行われるスポーツのほとんどは賭けの対象になっています。
1795年にイギリスのニューマーケット競馬場で、ハリー・オグデン氏が賭けの請負いを始めました。
徐々に参加者も増えて行き、1960年にイギリス政府公認になりました。
BETTING GAMING AND LOTTERIES ACT(賭博及び宝くじ法)と呼ばれる法律ができ、政府の定める条件をクリアすれば、民間の会社が運営できるようになりました。
競馬から始まり、スポーツ・カジノ・選挙・天気などあらゆる物事が賭けの対象に。
現在、英国には約8500店舗の実店舗があります。
インターネットが普及すると、タックスヘイブン「租税回避地(そぜいかいひち)」の地域に本拠を置くブックメーカーが増えました。
また、クレジットカードによる決済手段も、ユーザー側・ブックメーカー側、双方にメリットがあり、2000年代に入ると一気に広まっていきました。